ヤクルト1000

欲しいけど見つからない物
小笹龍華 2022.06.21
誰でも

日差しが強い季節になってきた。

基本は日焼け止め1本で乗り切りたいが、どうも体質的に不調な面がここのところ多い。

ヤクル1000とかに頼ってみたいが相変わらず売ってないので家にあるヨーグルト400gを寝る前に一気に食べてみたけど、膨満感で全く寝れなくなってしまったので「人間とは愚かな生き物だ…」と今日も反省している。

日焼けや不調対策として近所のコスメショップに行く機会があった。結果しては何も買わなかった。

理由は明白で「何を買っていいか分からん」のである。

全ての商品に「無添加」「韓国イチオシ」「○○由来の○○でも評価されている」「☆☆推薦!」とか書いてある。数独だったら詰んでる状態だろ、これ。

いや、書いてあるやつはまだしもクリーム色のザラザラ紙パッケージに黒字で製品名だけ書いてあって情報を削ぎ落としてる「スタイリッシュで、やらさしてもらってますが?」みたいなパッケージにはもはや怒りすら感じる。もっと本気出せ。

最初からラーメンズになろうとするな、声を張れ。男性ブランコだって大声いかついぞ?

と思いながら帰路に着く。

結局、家でYouTubeとサイトの口コミを漁りに漁って通販で買ったので「これが現代化…」と痛感した。

やはり、限られた飽和してる側面で評価することは上記のように難しい、これに尽きる。

例えば個人的な体感だが、LINEのタイムラインを投稿する大人はやばいと思う。行為根拠のない信念みたいなもので評価するしかない。偏見だけどね!

ついでに言えばLINEの誕生日の友だちのところを偶然見てると、座右の銘を入れてるやつがいた。

これも個人的にマジかよってなる。

そして、さらに言うと座右の銘に「変わらないことが変わること」とかをしてる昔の人を見てると「こいつ、マジで代わってねえな」と面白い気持ちになる。大人がそんなこと語るな。変われよ、バカ。

居抜き物件は所詮、居抜きであるのと同じ。「器と中身」の関係性は表裏一体だ。

めちゃくちゃうまい間借りカレー屋は不動前でも三茶でも鷺宮でも安定して美味い。

だが物件の立地や内装に頼ってるカレー屋はいつまで経っても不味いし、そもそも人がいつ見てもいない。

人間の本質も多分同じ。

綺麗な言葉や鍛えた肉体美や整形した表層を持っていても、中身が伴わないやつはいつまでも「Mで待ってるやつもうgood night」だ。

僕は目の前の不特定多数のあなたの言葉や態度や表情を信じて生きていく。

あなたが上手に笑えなくても、ほとばしるパトスがあるなら全力で信じる。

「インスタグラマーと友達で〜」とか「女優と知り合いで〜」みたいな人が悪いとかそういうことを言いたいわけでもない。ただ、あなたを信じて生きていきたい。(便宜上の表現ですが、普段は演技をする方は性別関係なく【俳優】と呼ぶような社会になってほしい)

僕もあなたにそう思ってもらえるように全力でヘタクソな笑顔であなたに語りかける。あがり症だけど一生懸命話す。それで伝わらなくても全然問題ない、その人の価値観だから。

目まぐるしく変わる社会の中で誰も取りこぼさず生きていける世の中になってほしいと思います。

バンドと関係ない投稿でしたね。

では。

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