ミッシングリンク

やはり、することがないのは罪だ。

高校の時に工場でバイトしてた(違反)。木の加工工場で稼働してない機械から木片をひたすら取り出す仕事をしてた。工場の中には稼働してる機械もあるため、サウナみたいに暑い。ちなみに僕は人生でサウナに行ったことはない。あれに自分が行く時はアホになってると思ってる。

とにかく仕事を終わらせないと死んでしまうと思い手を動かす。その時には部活や進学や人生の悩みなんて考えてる余裕はもちろんない。とにかく木片を機械から取り出すことだけ考えていた。

今は基本はデスクワークだったり、飛び込み営業みたいなことをしている。工場と違って自分で仕事を生み出さないといけない。時には「無」(暇ではない)の時間もある。そういう時にこそ人は余計なことを考え始める。

僕は「無心で手を動かすことが不安の解消になる、だから何かやれ！」などとミーアキャットでも分かることが言いたいのではない。

「単純作業的に働き続けると不安は無くなるが、現実を見なくなる」ということだ。

つまり目の前のことに必死になりすぎると思考することそのものが制限される。本当は考えないといけない人生のことや将来のことを考えなくなって、今をやり過ごすことで終わってしまう。

もし何か不安や悩みがないならそれはそれで良い。けど何か自分の行動パターンやシステムが単純作業になってないかを疑った方がいい。毎日気づいたら布団に入って寝るだけの生活の中では豊かさも未来への展望も無くなってしまう。

もし悩みや不安があるなら、日々は少なくともルーティンになってないと考えられる。多いに悩み苦しみましょう。

けど、時には単純作業的な日々も必要にはなってくる。

工場でバイトしたお金で高校時代は塾に行って参考書を買って、大学では実習費用を稼いだ。そんな日々そのものが未来につながることもある。こんなふうに文章にして皆さんに見てもらえることも、きっとそう。

悩んだら困ったりしますが、我々バンドも手は止めても歩みを止めずに進んでいきます。

5/11、お待ちしてます。

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では。